教育水準の向上を図り、日本語学校の目的を達成するため、次に定めるところにより、活動の状況について自ら点検及び評価を行うこととしていなければなりません。
① 自己点検及び評価を行う項目をあらかじめ設定していること。
必要な項目は次の通りです。
学校の理念、目的・目標や育成する人材像が明確となっているか、その内容が社会のニーズに合致したものとなっているかといった観点
学校の運営体制が日本語学校の告示基準を満たしているか、学校の理念や目的に沿った運営方針や事業計画が策定されているか,組織運 営や人事,財務管理に関する規定や意志決定システム,コンプライアン ス体制が整備されているかといった観点
教育理念等に沿った教育課程が体系的に編成されているか、成績評価や進級、修了の判定基準は明確となっているか、また、適切に運用されているか、教員の指導力向上のための取組、教育課程の改善のための取組が行われているかといった観点
生徒の日本語能力の向上が図られているか、適切に把握しているか、生徒の進路を適切に把握しているかといった観点
生徒に対する学習相談や進路に対する支援体制が整備されているか、健康管理や日本での生活指導などへの支援体制が整備されているか、防災や緊急時における体制が整備されているかといった観点
学校の施設・設備が十分かつ安全に整備されているか、教材は適切か、学習効率を図るための環境整備がなされているかといった観点
入学者の募集は適切に行われているか、その際に学校情報は正確に伝えられているか、授業料等は適切かといった観点
中長期的に財務基盤は安定しているか、予算・収支計画は有効かつ妥当なものとなっているか、財務について会計監査は適切に行われているか、財務情報の公開の体制はできているかといった観点
出入国管理及び難民認定法令及び各種関係法令等の遵守と適切な運営、個人情報の保護の取組、自己点検の実施と改善及びその公開を適切に行っているかといった観点
日本語教育機関の資源や施設を活用した社会貢献・地域貢献、生徒のボランティア活動への支援、公開講座等の実施などの取組を行っているかといった観点 |